執筆者・監修者情報
名前:長谷川 和花
- Farfalla合同会社 代表
- 「個別指導 面接塾」 主宰
- 受講生の受験合格率92%
- (広島叡智・秀明中・名古屋国際・安積中など)
- 一生使えるコミュニケーション力を育成
「中学受験の面接は何を見ているのだろう」
「 準備を手伝いたいけど評価のポイントがわからない」
「 対策の方向がわからず何から手をつければいいのか迷ってしまう」
面接には、筆記試験のような明確な正解がありません。だからこそ、多くの保護者が「何を準備すればいいのか」で立ち止まってしまいます。
ただ、面接官が見ているポイントには、はっきりとした軸があります。軸が分かれば、準備の方向は定まります。
そこで、本記事では下記について紹介します。
面接で見られているものと、家庭での準備の向きが分かれば、お子さまは自分の言葉で面接に臨めるようになります。まずは面接官が見ている本当のポイントから、一緒に確認していきましょう。
面接本番まで「何から準備すればいいか分からない」という方へ。
「個別指導 面接塾」では、これまでに2,500件以上の面接相談に向き合ってきた面接アドバイザー 和花(和花コミュニケーションアカデミー 代表)が監修した、面接対策にすぐ役立つ3つの特典をLINE登録者さま限定でプレゼントしています。
まずはご家庭でできる対策から始めてみたい方は、ぜひLINEからご活用ください。
\中学受験”面接専門”オンライン塾の独自ノウハウをプレゼント/

面接でまず見られているのは、「自分の言葉で話せているか」であり、答えの正しさではありません。
「自分の言葉」で話すには、自分を理解し、経験や気持ちを自身の言葉で語れることが必要です。 覚えた答えほど、掘り下げた質問で崩れやすくなります。答えを覚えさせることよりも、お子さまが「なぜそう思うのか」を自分の言葉にできる状態を大切にしましょう。
近年の面接では、暗記してきた子を見極める方法の一つとして、掘り下げる質問が増えています。たとえば、志望理由や将来の夢を聞かれた場面では、次のように質問が重なっていきます。
1つの回答をさらに深掘りされると、覚えてきた言葉では返せなくなります。掘り下げが重なるほど答えがぶれてしまい、本来のお子さまの人柄が伝わらなくなります。
面接ではお子さまが「自分の言葉で話せているか」を確認するようにしましょう。

中学受験の面接で、見られているポイントは、次の3つです。
順番に見ていきましょう。
面接官がまず見ているのは、学校へ入りたいという意欲や熱意です。
学力の高さだけでは、入学後に前向きに学び、学校生活になじんでいけるかまでは判断できません。
覚えた志望理由の中には含まれない、自分の言葉で語る答えの中に「意欲」が自然とにじみ出ます。
・志望校に惹かれた理由を自分の経験と結びつけて話せる
・入学後にやってみたいことを自分の将来と結びつけて話せる
・掘り下げて質問されても思いがブレず、むしろ補強される
軸が整っていると、深掘りされることで、より意欲が伝わります。
学校への思いを自分の言葉で語れるように備えておくことが意欲の証明になるので、しっかり準備をしましょう。
面接官は、志望校の校風や理念に、お子さまが合っているかを見ています。
中高一貫校は、6年間をともに過ごす生徒として、価値観や雰囲気のあう子を迎えたいと考えているためです。とくに、子ども同士が影響を与え合うため、面接のある学校では必ず見ていると言えるでしょう。
面接のときだけ学校の特色に合わせて答えを作るやり方を見かけます。しかし、面接対策として作った回答は、掘り下げられると軸がないように映り、逆効果なので注意しましょう。
志望校を深く理解したうえで、なぜ合うと感じたのかを自分の言葉で語れることが、いちばん伝わります。保護者の面接もある場合は、家庭の方針と学校の相性も見られるので、親子で学校への思いを揃えておきましょう。
長谷川 和花対策として、ふだんからお子さまが自分の考えを言葉にする機会を増やしていきましょう。
面接官は、今の完成度だけでなく、これから6年間で伸びていく力があるかも見ています。
中高一貫校で過ごす6年間は長く、入学後に自分で伸びていける子を、学校は迎えたいと考えているためです。
学校が伸びる力として見ているのは、主に次の3つです。例と一緒にご確認ください。
3つとも、特別な実績ではなく毎日の暮らしのなかでどう考え、どう動いているかに表れます。ふだんの姿を自分の言葉で語れることが、伸びる力の何よりの証明になるので、日々の対話を大切にしましょう。
お子さんが面接で“自分の言葉”を出せているか、ご家庭で確かめられるチェックを用意しています。LINEから無料で受け取れます。
\中学受験”面接専門”オンライン塾の独自ノウハウをプレゼント/


面接対策では、保護者の関わり方が、お子さまの言葉を大きく左右します。準備を始める前に理解しておいてほしいのは、次の3つです。
順番に見ていきましょう。
面接準備の出発点は、外から正解を探すのではなく、お子さまの中にある言葉を見つけることです。
面接で問われる以下のような質問は、すべてお子さま自身の経験や気持ちだからです。



答えは、もともとお子さまの中にあります。
お子さまの内面から出てくる答えが明確であれば、深掘りされるほど、伝えるべき人柄が伝わります。特別な実績がなくても、日々の小さな経験の中に、面接で語れる言葉は十分にあるので焦らないでください。
答えを探すのをやめて、お子さまの中にある言葉に目を向けることが、面接準備の第一歩になります。
面接準備での保護者の役割は、正解を教えることではなく、お子さまの言葉を引き出すことです。
まず、保護者が答えを教えることで起こり得るリスクについては、下記を確認してください。
よかれと思って答えを教えるほど、お子さまが自分で考える機会は失われます。また、教わった答えは覚えるしかなく、自分の言葉にはなりません。
保護者が教える側から引き出す側へ、立ち位置を移すことで、お子さまの言語化が始まります。答えを渡したくなるのは、お子さまを大切に思うからこそですが、ぐっとこらえて、お子さま自身が考える時間を待ってあげましょう。



面接までの時間が短いと、焦りから待つことが難しくなるので、早めに準備を始めましょう。
お子さまの言葉を引き出す鍵は、保護者からの問いかけにあります。
「どう思ったの」「どうしてそう感じたの」という問いかけで考えるきっかけを作ると、頭の中のモヤモヤが言葉になっていきます。保護者がきっかけを作ってあげられるように意識してください。
また、自分で答えが出せると次のような変化にもつながります。
よい問いかけを重ね、お子さまの経験を面接の言葉に整理していくことが、確かな一歩になります。日常生活にも好影響があるので、試してみましょう。
お子さまの経験や「好き」を、面接で伝わる言葉に整理できるワークシートを用意しています。志望理由づくりにそのまま使えるので、まず一つ、お子さまの言葉を形にするところから始めてみてください。
\中学受験”面接専門”オンライン塾の独自ノウハウをプレゼント/


面接準備は、合格のためだけの時間ではありません。進め方次第で、お子さまに一生残る力が育ちます。ここで伝えたいことは、次の2つです。
順番に見ていきましょう。
自分を理解し、自分の言葉で語れる力は、面接が終わったあともお子さまを支え続けます。
自分の考えを言葉にする力が活きるのは、面接の場だけではありません。
自己紹介や意見を伝える場面はもちろん、進む道を選ぶ場面でも、同じ力が支えになります。自分の考えを言葉にできるのは、深く自分自身を理解できているからであり、迷いが減らせます。
面接準備で育てた「自分の言葉で語る力」は、受験の合否を超えて、お子さまの一生の財産になるので、時間をかけて向き合ってください。
面接に向けて親子で言葉を交わす時間は、お子さまの言葉を育てるだけでなく、親子の絆も深めていきます。
面接の練習を通じて、お子さまの心の声に耳を傾けるなかで、保護者はこれまで気づかなかった一面に出会えるでしょう。
面接準備の対話を重ねた親子は、受験が終わったあとも、信頼が深まっていきます。そして、深まった絆は、お子さまが先の人生を歩む力になります。
だからこそ、お子さまの将来のためにも、面接準備には妥協せず取り組みましょう。
今日からできる第一歩は、お子さまに『どうしてそう思ったの?』と一言たずねること。その先の道具——お子さまの言葉を引き出す問いかけ、経験を整理するワークシート、本番までの準備の進め方——は、LINE登録特典にまとめています。LINEから無料で受け取れます。
\中学受験”面接専門”オンライン塾の独自ノウハウをプレゼント/